コーチの山田高義です。今日も充実した1日を過ごしていきましょう。
◆勇気を持って、自分の「今・現在」に目を向けましょう◆
今日は、自分の「今・現在」に目を向けることの大切さを私の経験をもとに紹介したいと思います。お付き合いください。
私が社会人1年目に結婚式場で、料理をやっていたときのことです。
入社1年目の自分は、自分の実力を過大に評価してしまい、自分自信にプレッシャーをかけ続け、仕事ができない自分を責めていました。
ある日、他の社員のみんなに迷惑をかける大きな失敗をしてしまい、自分を責め落ち込んでいました。
そのとき、落ち込んでいた私に上司が声をかけてくれました。
私は、上司に「自分は失敗ばかりして、自信がないこと」・「今回も失敗してしまい、先輩たちに迷惑をかけてしまい情けなく思っていること」を告げました。
上司は、そんな私の話を心から聞いてくれ、私を注意せずアドバイスをしてくれました。
「俺は、悪いけど1年目の山田にそんなにも期待していないよ!」
「1年目の山田がなんでも出来てしまったら、先輩の立場がないじゃないか!」
「もし先輩たちが、山田のミスをカバーできないようだったら、俺はカバーできなかった先輩を注意する。それが先輩の役目だ!」
さらに、自分がスポーツ好きだと知っていたので、プロ野球に例えてアドバイスをくれました。
「野球には、ホームランが打てる選手ばかりでなく、バントが巧い選手や守備の巧い選手も必要だよな?」
「プロ野球に入ってすぐに1軍で活躍する新人選手もいれば、2軍で一生懸命練習して、何年もかかって1軍にあがって活躍する選手もいるよな?」
私は上司のアドバイスを聞いて、自分のことを過大評価していたことに気づきました。
自分の立ち位置をきちんと理解し、2軍の選手と同じで、すぐに結果を追い求めるのではなく、自分はコツコツと努力をすれば良いということがわかり、気が楽になって自己否定をすることが少なくなりました。
また、自分なりの職場での貢献の仕方があると気づきました。
そのときに私が上司の助けを得て、自分の「今・現在」に目を向けることができなかったら、12年間も同じ職場で働くことはなかったと思います。
★勇気を持って、自分の「今・現在」に目を向けることによって、たくさんの新しいことが、見えてきます。
★勇気を持って、自分の「今・現在」に目を向けることが、自分が変わるための第1歩なのです。
今日も、最後まで読んでくださりありがとうございました。